「法律違反と知りませんでした」発芽可能な大麻の種子を輸入疑い 37歳会社役員の男を逮捕 種子の輸入の制限違反適用は全国初

今年4月、発芽可能な大麻草の種子をスーツケースに隠し、タイから輸入したとして37歳の会社役員の男が逮捕されました。 今年3月に施行された大麻草の栽培の規制に関する法律で種子の輸入の制限違反が適用されたのは全国初とみられています。 大麻草の栽培の規制に関する法律(種子の輸入の制限)違反の疑いで逮捕されたのは福岡県大野城市に住む37歳の会社役員の男です。 会社役員の男は今年4月16日、発芽可能な大麻草の種子11粒をスーツケースに隠し、タイのスワンナプーム空港から福岡空港に輸入した疑いが持たれています。 警察によりますと男はタイの大麻ショップで大麻草の種子を3000バーツ(当時のレートで約13000円)で購入して携帯灰皿に入れていたということです。 空港の税関検査で種の輸入が発覚。 発芽試験などを経て発芽可能な大麻草の種子であることを確認して逮捕に至ったということです。 取り調べに対し、会社役員の男は「タイから大麻の種を日本に持ち込んだことは間違いない。大麻の種を海外から日本に持ち込むことが法律違反だとは知りませんでした」などと供述しているということです。 福岡県警によりますと今年3月に施行された大麻草の栽培の規制に関する法律で種子の輸入の制限違反が適用されたのは全国初とみられています。

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