伊万里市強盗殺人事件 ベトナム国籍の容疑者の寮から血痕が付着したナイフ見つかる 「何も話したくない」と容疑を否認

伊万里市東山代町の住宅で26日に住人の母娘が刃物で切り付けられた事件で、強盗殺人などの疑いで逮捕されたベトナム国籍の男(24)が住む寮から、凶器とみられる血痕が付着したナイフが見つかったことが28日、分かった。佐賀県警が明らかにした。容疑者は「何も話したくない」と容疑を否認している。 県警によると、容疑者は食品加工の作業員で、複数のベトナム人技能実習生とともに現場近くの寮で暮らしていた。寮から血痕が付着したナイフ1本(刃渡り13・5センチ)を押収した。事件に使われた可能性が高いとみて鑑定を進める。 事件現場のインターホンには容疑者が来た際の画像が記録されており、室内も荒らされた形跡があった。 逮捕容疑は26日午後4時20分ごろ、住宅で女性(40)にナイフを示して脅し、現金1万1千円を奪うとともに、ナイフで切り付けるなどして殺害した疑い。

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