東京都小金井市で2016年5月、音楽活動をしていた冨田真由さんがファンに刃物で刺され重傷を負った事件。 冨田さん側が警視庁を管轄する東京都などを相手取り損害賠償を求める裁判を起こしていたが、女性側と東京都との和解が7月28日、東京地裁で成立した。 この日の和解成立を受けて、原告の冨田真由さんと代理人らが東京・霞が関の司法記者クラブで記者会見を開いた。 冨田さんは「和解条項の中で、警視庁は同じ事件を繰り返さないために、被害者の声に真摯に耳を傾けること、対応を強化することを約束しました。この点について、しっかり約束されたことにはホッとしています」とコメントした。