福島市を拠点とする「匿名・流動型犯罪グループ」、いわゆる“トクリュウ”の男らが関わったとされる事件で、暴力団組長の男が新たに逮捕されました。 東京都の極東会系暴力団組長・小川登容疑者(42)は、今年4月、すでに逮捕・起訴されている松浦毅司被告(41)らとともに市役所職員などになりすまし、埼玉県の女性(70代)から現金100万円をだまし取るなどした疑いが持たれています。 捜査関係者によりますと、小川容疑者は松浦被告らよりも上の立場だったとみられ、事件について連絡を取っていた履歴が見つかったということです。 警察は捜査に支障があるとして、小川容疑者の認否を明らかにしていません。