阿久根市の神社に侵入してさい銭箱から現金を盗んだとして、出水市に住む男(23)が逮捕されました。 建造物侵入と窃盗の疑いで逮捕されたのは、出水市下鯖町に住む足場作業員の男(23)です。 共同捜査した阿久根警察署と薩摩川内警察署によりますと、男は7月16日午後8時半ごろ、阿久根市内にある自治会が管理する神社に侵入し、神殿にあるさい銭箱から現金約2000円を盗んだ疑いが持たれています。 神殿は鍵が掛けられていましたが、観音開きの扉が強引にこじ開けられていた形跡があったということです。 この神社では、同様の被害があったため警戒していたところ、防犯カメラの映像解析などから男が浮上したということです。 警察の調べに対し、男は「間違いありません」と容疑を認めているということです。 阿久根市と薩摩川内市では、このほかにもそれぞれ数件、さい銭が盗まれる被害が起きていて、警察は関連がないか今後、調べる方針です。