<大追跡>「無能集団」呼ばわりされるSSBC――相葉雅紀“名波”らは連続放火犯をプロファイリングで追い詰めていく

大森南朋、相葉雅紀、松下奈緒がトリプル主演を務めるドラマ「大追跡~警視庁SSBC強行犯係~」(毎週水曜夜9:00-9:54、テレビ朝日系/TVerにて配信)第4話が7月30日(水)に放送。SSBCがプロファイリングを駆使して犯人を追い詰める。 ■SSBC=捜査支援分析センターを舞台にした刑事ドラマ 2015年に放送開始された「刑事7人」以来、テレビ朝日×東映による伝統的な枠の10年ぶり新シリーズとなる同作は、2009年に警視庁に新設されたSSBC=捜査支援分析センターが舞台。SSBCは、初動捜査で犯人の足取りを追うための防犯カメラ映像の収集や分析、スマートフォンやパソコンの解析、犯人像のプロファイリングなどを担う“現代捜査のキーマン”ともいうべきプロフェッショナル集団だ。 今作では、そんな最先端の部署に初めてスポットライトを当て、SSBCの中に新設された、殺人・強盗・放火などの凶悪犯罪を担当する“捜査一課を専門に支援する別班”、SSBC強行犯係とそこを取り巻く人々の活躍、人間模様が描かれる。 脚本は福田靖が担当。DREAMS COME TRUEによる書き下ろしの主題歌「BEACON(ビーコン)」がドラマを彩る。 元・捜査一課の刑事で、現在はSSBC強行犯係で機動分析を担当する捜査官・伊垣修二を大森が、SSBC強行犯係に出向してくる“キャリア組”で、内閣官房長官を伯父に持つ名波凛太郎を相葉が、警視庁捜査一課・主任で伊垣とは元夫婦でもある青柳遥を松下が演じる。 また、名波の伯父で現内閣官房長官の久世俊介に佐藤浩市が、昭和気質のたたき上げ刑事で、ノンキャリアの最高位・警視庁捜査一課長まで上り詰めた八重樫雅夫に遠藤憲一が、伊垣、名波らが属するSSBC強行犯係の係長・葛原茂に光石研が扮(ふん)する。 ■名波(相葉雅紀)よって伊垣(大森南朋)、そして遙(松下奈緒)にも変化が 警視庁捜査支援分析センター、通称SSBC――防犯カメラ映像の収集分析やスマホ・パソコンのデータ解析、容疑者のプロファイリングなどを行い、あらゆる捜査を支援する部署。 そこに新設された「SSBC強行犯係」は、殺人強盗放火などの凶悪事件を担当する”捜査一課”を専門に支援する別班で、機動分析担当の伊垣をはじめ、情報分析を担当する木沢理(伊藤淳史)、技術支援担当の光本さやか(足立梨花)、情報支援担当の仁科瑠美(丸山礼)、そして機動分析担当の小山田勝也(高木雄也)、城慎之介(野村康太)らが所属している。 そこに元外資系証券会社のファンドマネージャーで「国家公務員総合職中途採用試験」に合格した”キャリア組”の名波凛太郎が配属される。 係長の葛原茂によって伊垣が名波の”教育係”に任命され、ノンキャリアで昭和気質の刑事・伊垣と、将来は幹部候補生のエリート・名波という師弟バディが誕生。 それまでは、捜査一課を裏で支え、捜査をしないルールに縛られたSSBCに不満を持ちながらも諦めていた伊垣だったが、「悪い人を捕まえるために転職した」「SSBCだって刑事(デカ)ですよ」と、ためらいなく捜査に乗り出す名波に振り回されつつも影響を受け、少しずつ“刑事”として捜査に動き始めるようになる。 さらに第3話では、SSBCが捜査に介入することを許さず、部下のように扱っていた捜査一課の遥が、大物政治家の父を持つ、殺人事件の容疑者を逮捕するためにSSBCと協力して捜査。「私は刑事。クソ野郎を捕まえる」と、刑事魂を見せた。 ■「大追跡」第4話あらすじ SSBC強行犯係に報道番組の取材が入り、伊垣修二(大森南朋)、名波凛太郎(相葉雅紀)をはじめとしたメンバーたちが清水琴音(水嶋凜)のインタビューを受ける。デジタル捜査の重要性のみが語られることに不満げな捜査一課長の八重樫雅夫(遠藤憲一)を横目に、木沢理(伊藤淳史)は自身の地理的プロファイリング技術の功績も大いにアピールするのだった。 そんな折、都内で立て続けに放火事件が発生。8件のうち7件は、現場付近の防犯カメラが犯行直前に”ジャミング(通信妨害)”されており、犯行時刻の映像が残っていなかった。残る最初の1件は付近に防犯カメラが少なく、唯一「フードを被った細身の人物」が住宅街を駆けていく姿だけが映されていた。 防犯カメラ映像もない、周辺の聞き込み捜査でも目ぼしい情報が出てこない――捜査が行き詰まり、八重樫や捜査一課・主任の青柳遥(松下奈緒)からなぜか「役立たず」呼ばわりされるSSBC強行犯係。そんな中、地理的プロファイリングを駆使した木沢は、8件の放火事件が起きた場所を地図上に示し、全ての犯行が円で囲まれたエリアで行われていることを指摘する。さらにプロファイリングを進めた木沢が割り出した”放火犯の拠点”と思われる場所へ向かった伊垣と名波たちだったが、そこは広大な墓地だった。 その矢先、完全に手詰まりとなった捜査一課とSSBC強行犯係を嘲笑うかのように、次の犯行が起こる。そこは、木沢のプロファイリングからは全く離れた位置…。SNSには「SSBC強行犯係は無能集団」という書き込みまで現れてしまう。 ■名波(相葉雅紀)「僕たちで捕まえましょうよ。新しいプロファイリングを元にして」 ドラマ公式ホームページなどで見ることができる予告動画には、激しい炎を上げて燃える家屋と「連続放火事件発生!!」の文字が映し出される。名波は「同一犯の仕業でしょうか」と首をかしげる。しかし、防犯カメラの映像はどれも乱れており、犯人の姿を捉えていない。「やっぱりジャミングか」伊垣は腕を組み、苦々しげにつぶやく。 場面は変わり、墓地の中で「これは何?」と呆然とする遙ら捜査一課のメンバー。プロファイリングを担当する木沢は「辞めます、SSBC。警察も辞めます!」と言い、SSBC強行犯係は追い込まれていく。八重樫は「あいつのこと信用できないんだよ」と吐き捨てるが、SSBC強行犯係の係長・葛原は「私は信じてます!」ときっぱり。「木沢くんのプロファイリングは正しいと確信してます」と力をこめる。 そんな中、名波は「じゃあ僕たちで捕まえましょうよ。新しいプロファイリングを元にして」と、またもや常識にとらわれない新たな考えを打ち出すのだった。 視聴者からはSNSで「次回の犯人は愉快犯とか知能犯ぽいので手強そうだけどSSBCチームがどう解決していくか楽しみ」「名波くんの名せりふ“じゃあ僕達で捕まえましょうよ”緊迫な捜査も転がし解決へと導く言葉」「防犯カメラに頼れないから、プロファイリングするのかな?」「木沢さんにスポットあたるのかな?楽しみ!」といった声が寄せられている。

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