複数のSNSを経由して若年層に大麻などを密売か…21歳の男が起訴されました。 麻薬取締法違反などの罪で逮捕・起訴されたのは、大阪市中央区の無職・棒引諒介被告(21)です。 近畿厚生局麻薬取締部によりますと棒引被告は今年5月、自宅で大麻およそ100グラムを営利目的で所持した罪などに問われています。 棒引被告は、若年層に向けて大麻などの密売を繰り返していたとみられ、SNSの「X」で隠語を使って客を集め、秘匿性が高い通信アプリ「テレグラム」で売買に関するやりとりをしていたとみられています。 棒引被告の自宅からは、大麻以外にも合成麻薬「MDMA」や大麻リキッドなどが押収されていて、逮捕時の取り調べに対し、容疑を認めていたということです。 近畿厚生局麻薬取締部は、SNSを使った密売グループが国内に数多く存在しているとみて捜査を続けています。