米子警察署は7月29日、鳥取県米子市内の個室付き浴場で女性従業員に売春の場所を提供した疑いで、統括管理者の男を逮捕しました。 端緒となったのは、警視庁からの情報提供でした。 売春防止法違反の容疑で逮捕されたのは、米子市の風俗店統括管理者の男(26)です。 警察によりますと、男は7月29日、米子市皆生温泉の個室付浴場(ソープランド)において、女性従業員が不特定多数の客と売春することを知りながら客から料金をとって個室を貸し出し、売春する場所を提供した疑いが持たれています。 この店は、警視庁が摘発したスカウトグループ「アクセス」が女性を紹介していた店舗の1つで、警視庁から情報提供があったということです。 その後、鳥取県警と愛知県警の合同捜査本部による所要の捜査の結果、被疑者の犯行が明らかとなり、29日午後9時36分、現行犯逮捕しました。 調べに対し、男は「間違いありません」と容疑を認めているということです。 警視庁によりますと、「アクセス」は全国1800店舗の風俗店と契約し、5年間で7万8000人の女性を違法に紹介していたとみられています。