今年4月、川崎市の住宅で女性の遺体が見つかった事件で、横浜地検は女性を殺害した疑いで再逮捕された元交際相手の男について殺人の罪で起訴しました。 この事件は今年4月、川崎市の住宅の床下から行方不明になっていた岡崎彩咲陽さん（20）の遺体が見つかったもので、元交際相手の白井秀征被告（28）が死体遺棄や岡崎さんに繰り返しつきまとったストーカー規制法違反の罪で起訴されています。 白井被告は先月12日に岡崎さんを殺害した疑いで再逮捕されていましたが、横浜地検はきょう、殺人の罪で起訴しました。 この事件をめぐっては、岡崎さんの親族が事件前にストーカー被害を訴えていたと主張する一方、神奈川県警はストーカー被害について「相談を受けた認識はない」とするなど、複数の点で主張が食い違っていて、神奈川県警が当時の対応について適切だったか調査する「検証チーム」を立ち上げ検証を行っています。