フィリピンを拠点としたいわゆる“ルフィグループ”のかけ子とみられる日本人の男が1日、現地当局に身柄を拘束されました。 フィリピンの入管当局によりますと、工藤健介容疑者（28）は1日、フィリピンの首都マニラの住宅街で入管当局の職員に身柄を拘束されたということです。 工藤容疑者は、仲間とともに警察官をかたって高齢者をだまし、多額の現金を不正に盗んでいたとみられています。 捜査関係者によりますと、工藤容疑者はフィリピンを拠点としたいわゆる“ルフィグループ”のかけ子をしていたとみられ、警視庁が窃盗の疑いで逮捕状を取得しているということです。 工藤容疑者は現在、入管施設に収容されていて、今後、日本へ強制送還される見通しです。