長野市の長野中央病院でおよそ16年間にわたってレジから現金が盗まれていた事件で、警察は7日、元職員の男を逮捕しました。 盗んだ総額は2700万円余りに上るとみられ警察が余罪を調べています。 盗みの疑いで逮捕されたのは、長野市の長野中央病院の元職員で、長野市篠ノ井岡田に住む51歳の男です。 調べによりますと、男は、2018年9月から3か月余りの間に、病院のレジから11回にわたって、現金合わせて101万円余りを盗んだ疑いです。 男は容疑を認めているということです。 病院を運営する長野医療生活協同組合では、男がおよそ16年にわたって現金2700万円余りをレジから盗んだことを明らかにし、刑事告訴していました。 警察は余罪についても捜査を進めています。