【ソウル時事】韓国の尹錫悦前大統領夫人の金建希氏の疑惑を捜査する特別検察官は7日、資本市場法違反などの容疑で、金氏の逮捕状を請求した。 金氏は6日、特別検査官の事務所に出頭し、聴取を受けた。韓国メディアによると、金氏は容疑の主な部分を否認している。 金氏には、輸入自動車販売会社の株価操作への関与や、世界平和統一家庭連合(旧統一教会)元幹部からの高級バッグ不正受領など、16件の疑惑がかけられている。 特別検察官は「(金氏が)逮捕状の請求要件に該当する」と説明。金氏の身柄を拘束した上で、追加の聴取を進めたい考えだ。報道によると、逮捕状審査は12日に行われる見通し。