業過致死疑いで船員逮捕、山口 船当て逃げか、宇部海保

山口県宇部市沖の周防灘で底引き網漁船「石川丸」(4.89トン)が転覆し乗員の女性1人が溺死した事故で、宇部海上保安署は8日、業務上過失致死などの疑いで、漁船「第38しんこう丸」(199トン)の機関員森下竜茉容疑者=愛媛県宇和島市=を逮捕した。 逮捕容疑は、3日夜、航行上の注意義務を怠って事故を起こし、石川丸の乗員1人を死亡させた疑い。 海保は、石川丸に衝突の跡があったことから、当て逃げされたとみて事故当時に海域にいた船を調べていた。7日、高知海上保安部が、船首に衝突跡のある第38しんこう丸を高知港で発見した。 宇部海上保安署が鑑定した結果、両船に付着した塗料が合致した。

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