小型漁船に衝突し2人死傷させた疑い 活魚運搬船の船員の男を逮捕 現場から離れるも付着の塗料で割り出し 山口・宇部沖

山口県の宇部港沖で小型漁船に衝突し2人を死傷させた疑いで8日、活魚運搬船の船員の男が逮捕されました。 業務上過失致死などの疑いで逮捕されたのは活魚運搬船「第三十八しんこう丸」の機関員で愛媛県宇和島市の森下竜茉容疑者(26)です。 宇部海上保安署によりますと、森下容疑者は3日夜、山口県の宇部港沖で活魚運搬船を操船中、小型漁船に衝突して転覆させ、乗っていた女性を溺死させたほか女性の夫に軽傷を負わせた疑いです。 森下容疑者は衝突のあと現場海域を離れていましたが、海上保安署は衝突の時間帯に周辺を航行していた船の中から森下容疑者の船を割り出し、互いの船体に付着していた塗料が一致したことなどから逮捕に至ったということです。 海上保安署は森下容疑者の認否を明らかにしておらず、他の乗組員5人からも事情を聞き、当時の状況などを詳しく調べています。

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