「耐え難い地獄」N党立花氏を死亡した元兵庫県議の妻が刑事告訴「デマで人を貶め死者にむち打つ行為」立花氏は「遺族に感謝」

兵庫県の斎藤元彦知事の疑惑を調査し、自ら命を絶った元兵庫県議員の妻がNHK党の立花党首を刑事告訴。 会見で亡くなった元県議・竹内英明さんの妻がその胸中を語りました。 竹内英明元兵庫県議 (当時50)の妻: 反論することもできない死者を愚弄(ぐろう)し、さげすみ、死してなお辱めを与える。悲しみの底に沈みもがき苦しむ私たち遺族にとって、このような耐え難い地獄があるでしょうか。 竹内さんは2024年、百条委員会の委員長を務め斎藤元彦知事のパワハラ問題などを追及していました。 告訴状によると斎藤知事を再選させることを目指し、2024年の兵庫県知事選挙に立候補した立花党首が竹内さんについてありもしないうわさ話を作った人などと発言。 自宅には「黒幕」「責任を取れ」といった電話や手紙などが大量に届くようになり、竹内さんは県議を辞職。 しかし、その後も誹謗中傷はやまず、うつ状態と診断されていた竹内さんは2025年1月に自ら命を絶ちました。 竹内英明元兵庫県議 (当時50)の妻: その発信がなされた途端、ありとあらゆる方向から夫を非難する言葉とともに人格を否定し、夫を一方的に責め立てる攻撃矢のように降り注ぎました。 さらに、竹内さんが亡くなったあとも立花党首は「竹内さんは逮捕される予定だった」などと主張。 この発言について当時の兵庫県警トップが「事実無根で極めて遺憾だ」と否定し立花氏は謝罪しました。 竹内英明元兵庫県議 (当時50)の妻: デマで人をおとしめ、死者にむち打つ行為が平然と公然と行われています。民主主義の根幹をなす選挙が、死者の冒?(ぼうとく)に利用されることの異常さ、悪質さを私たちはもっと深刻に受け止めなければならないと思います。 虚偽による誹謗中傷を続け生前だけでなく死者の名誉を傷つけたとして、竹内さんの死亡後の立花党首の発言についても告訴したのです。 竹内英明元兵庫県議 (当時50)の妻: (夫の死を)まだ受け入れられていない。信じたくないというかそう思いたい気持ちもあります。夫がもうこれ以上責めを受ける、辱めを受けることがない、この名誉が回復されることを望みます。 一方、刑事告訴された立花党首は「亡くなった竹内さんには心よりお悔やみ申し上げます。私を告訴したご遺族にはこれで白黒はっきりつけられるので感謝申し上げます」とコメントしています。

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする