市原署は7日、自動車運転処罰法違反(危険運転致傷)と道交法違反(ひき逃げ)の疑いで、ベトナム国籍で市原市、会社員の男(29)を逮捕した。 逮捕容疑は3月21日午前0時5分ごろ、同市出津の県道で、飲酒の影響により正常な運転が困難な状態で乗用車を運転し、道路左側の縁石やガードパイプに衝突したうえ、車ごと2~3メートル下の同市五井付近の住宅の庭に転落。助手席にいた同僚男性(19)=同市=の頭にけがを負わせたまま逃げた疑い。 同署によると「事故を届け出なかったことは、事故後の記憶がなく、覚えていない」と容疑の一部を否認しているという。駆け付けた警察官が現場近くで容疑者を見つけ、同署で事情を聴いていた。(本紙・千葉日報オンラインでは実名報道)