選挙活動中に銃撃受け重体…コロンビアの上院議員が死亡

ことし6月の選挙活動中に銃撃を受け、重体となっていた南米コロンビアの上院議員が11日、死亡しました。この上院議員は、来年の大統領選挙の有力候補とみられていました。 コロンビアのウリベ上院議員はことし6月、首都ボゴタで選挙活動をしていたところ、頭などを銃で撃たれ、病院に搬送されました。ウリベ氏はその後手術を受け、重体となっていましたが、11日に死亡しました。 この事件では、現場で拳銃を所持していた15歳の少年ら6人が逮捕されていますが、詳しい動機は明らかになっていません。 ウリベ氏は右派の野党「民主中道党」のメンバーで、来年に予定されている大統領選挙で有力候補とみられていました。 コロンビアでは長年、政治的暴力が社会問題となっていて、ペトロ大統領は「暴力はもう終わりにしなければならない」と根絶を訴えています。

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