2人の幼い男児を放置したとして、札幌北署は12日、札幌市北区の女性会社員(28)を保護責任者遺棄の疑いで逮捕した。 逮捕容疑は11日午後7時ごろ、未就学の兄弟を自宅に置き去りにしたとしている。「子供が寝ていたので少しの間なら大丈夫と思い、外出した」と容疑を認めている。 道警によると、11日午後8時半ごろ、自宅から100メートル以内にあるコンビニエンスストアで、来店客から「男児が『お母さんがいない』と泣いている」と110番があった。 駆けつけた署員が男児と自宅に向かうと、弟が泣いており、午後9時過ぎに母親が帰宅した。家族は3人暮らし。道警は外出の経緯を調べている。【谷口拓未】