逮捕の韓国前大統領夫人・金建希氏に新たな疑惑 「警護用ロボット犬」契約めぐり約500万円のスイス製高級時計を受け取った疑い

12日に逮捕された韓国の尹錫悦(ユン・ソンニョル)前大統領夫人・金建希(キム・ゴンヒ)氏をめぐり、ロボット犬の導入をめぐる新たな疑惑が浮上しています。 金氏は、ドイツ車の輸入販売会社の株価操作に関与した疑いや、海外事業を支援する見返りに旧統一教会から高級ブランドバッグを受け取った疑いなどで逮捕されています。 韓国メディアによりますと、大統領府が2022年に導入した「警護用ロボット犬」の契約をめぐって、見返りにスイスの高級時計「ヴァシュロン・コンスタンタン」、日本円で約500万円相当の時計を受け取った疑いがあるということです。 この時計を購入・提供したとされる実業家の男性は、「金氏に頼まれて購入した」とし、「購入代金は金氏から一部受け取った」と証言しています。 また、「大統領夫人割引が適用されて購入した」と述べ、金氏が高級時計に強い関心を示していたことや、過去にもブランドのネクタイなどを贈っていたことも明らかにしています。 特別検察は、時計の保証書や空箱を金氏の親族宅で押収していて、贈収賄にあたる可能性があるとして、時計の資金の出どころや金氏との関係性について捜査を進めています。

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