サンゴの密漁容疑で中国人5人、日本人1人を逮捕 五島から出発し男女群島周辺で犯行

五島市の男女群島周辺で7月、サンゴの密漁をしたとして、長崎海上保安部は中国人5人を逮捕・起訴したと発表しました。 逮捕されたのはスン・フーピン容疑者(57)など、中国籍の5人です。 長崎海保によりますと5人は、新上五島町の青方港を出発した「順洋」(19トン)に乗り込み、7月5日午後0時ごろ、男女群島の北西にある肥前鳥島の近くの海域で許可を得ずに、サンゴを取っていたとして外国人漁業の規制に関する法律違反の疑いが持たれています。 パトロールしていた第七管区海上保安本部の航空機が現場海域にいた5人を発見しました。 撮影した映像には、サンゴを採っているとみられる様子、漁具も含め廃棄しているとみられる様子が映っていました。 長崎地検は罪名を変更し、漁業法違反の罪で15日、5人を起訴しました。 長崎海保は6月22日から26日にも、現場海域でサンゴを密漁していた疑いで5人を再逮捕するとともに、このとき船に同乗していた新上五島町の自称・船舶ブローカー、太田和彦 容疑者(61)を逮捕しています。 長崎地検は6人の認否を明らかにしていません。

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