フジ「ぽかぽか」迷走? 伝統ゲーム「投扇興」の2時間生特番告知にレギュラー陣あ然

フジテレビお昼の生バラエティー番組「ぽかぽか」は来週22日、番組1コーナーである日本の伝統的ゲーム「投扇興(とうせんきょう)」の2時間特番を生放送する。15日の生放送で告知した。 投扇興は、扇子を投げて台の上の的を落とし、扇子と的の落ち方で得点を競う、江戸時代から続く遊び。ぽかぽかでは昨年10月から金曜の1企画として始まり、今年3月からは対戦相手の一般募集を始めた。ルールは番組オリジナルで、8人投げ合計35点を超えられたら賞金10万円。 この日のコーナー開始前、番組進行役の小室瑛莉子アナはルールなどを説明。続けて「ちなみにですが、来週金曜日、投扇興2時間スペシャルを行います」と告知した。「8チームのトーナメント戦」だという。 スタジオのレギュラー陣は「投扇興だけで?」「すごい」とどよめき苦笑。MCのハライチ岩井勇気は「投扇興だけで2時間やんの?」とあ然で、金曜レギュラーのアンジャッシュ児嶋一哉も「テレビ史上初じゃないの?」と驚きを隠せない。 ハライチ澤部佑の代役MCを務めた大先輩・中山秀征は「江戸時代じゃないんだから」、岩井は「(投扇興の)専門チャンネルじゃない」と指摘した。 「ぽかぽか」は、さきのフジテレビ問題で渦中にいた港浩一前社長の肝いり番組。オンラインカジノの使用で制作統括者は逮捕起訴、水曜レギュラーだった男性アナも異動になり略式起訴と、局員が2人も番組にミソをつけた。視聴率は振るわず、この秋にも番組が終了するのではという話も局内で取り沙汰されている。番組制作が〝迷走〟している感は否めない。

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