県外で現金受け渡しか 会津若松のパチンコ店強盗

福島県会津若松市一箕町のパチンコ店「ビックつばめ会津若松店」で現金約2800万円が奪われた事件で、奪われた現金が、県外で回収役へと渡ったとみられることが17日、捜査関係者への取材で分かった。県警は、現金が渡った手段や経緯について詳しく調べている。 事件を巡っては、会津若松署が強盗の疑いで自称桑折町、専門学校生の男(19)と宮城県多賀城市、アルバイト従業員の男(21)を逮捕した。2人は現金を奪った後、関東方面に移動したとみられる。専門学校生の男が現金を奪った実行役で、アルバイト従業員の男が運転手役だった。 2人は、指示役とされる人物から指示を受けていたとされ、複数人が事件に関わったとみられる。県警は闇バイトでメンバーを募った「匿名・流動型犯罪グループ」(通称・トクリュウ)が事件に関与したとみて、実態解明を進めている。

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする