韓国で非常戒厳が宣布された背景を記録したドキュメンタリー「非常戒厳前夜」9月公開

韓国のドキュメンタリー「非常戒厳前夜」が、9月6日より東京・ポレポレ東中野ほかで公開されることが決定。ポスタービジュアルと特報が解禁された。 2024年12月、ユン・ソンニョル前大統領により非常戒厳が宣布された韓国。2025年6月には政権交代、7月にはユン前大統領が再逮捕、8月12日にはキム・ゴンヒ前大統領夫人が逮捕された。本作はユン大統領が非常戒厳を宣布した背景と、ユン政権によるメディアへの弾圧、それに対抗するジャーナリストたちを記録したドキュメンタリーである。現在、韓国で約6万人の市民からの支援で運営されている非営利独立メディア「ニュース打破(タパ)」が製作、「共犯者たち」「スパイネーション/自白」をプロデュースしたキム・ヨンジンが監督を務めた。 ポレポレ東中野での公開初日には、ヨンジンが登壇する舞台挨拶が予定されている。キム・ヨンジンは公開に際し「私たちも勝利の歴史を作るんだと、みなさんの前で誓います。彼らが企てた陰謀を必ず暴いてみせます」とコメントした。 映画配給会社アギィの第1回配給作品となる「非常戒厳前夜」は、9月6日よりポレポレ東中野、27日より大阪・第七藝術劇場、ほか全国で順次公開される。 ■ キム・ヨンジン コメント 映画「ソウルの春」をご覧になりましたか? 徹底的に悪が正義を踏みにじる悲惨な歴史を描いています。 そんな歴史を繰り返したくない。 私たちも勝利の歴史を作るんだと、みなさんの前で誓います。 彼らが企てた陰謀を必ず暴いてみせます。 ©KCIJ-Newstapa

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