「1」を「¥」に書き換えるなど税金徴収の領収証を偽造か 元甲府税務署職員を再逮捕 現金約272万円を着服した疑い 山梨

税金の滞納分として徴収した現金およそ270万円を着服した疑いで元甲府税務署職員が再逮捕されました。 着服するため元税務署職員が領収証を偽造した手口とは。 業務上横領と虚偽有印公文書作成などの疑いで再逮捕されたのは甲府市に住む元甲府税務署職員の石井克樹容疑者25歳です。 石井容疑者は去年5月から今年1月まで11回にわたり甲府市にある製造業の代表など7人から税金の滞納分として徴収した現金およそ272万円を領収証を偽造するなどの手口で着服した疑いがもたれています。 石井容疑者は職場に提出する領収証を実際に受け取った金額より少なくなるよう9回にわたり偽造していたということです。 例えば15万円を徴収した場合、「1」の数字を「¥」マークに書き換え、差額の10万円を着服するなどの手口とみられます。 また偽造した領収証で1回で100万円以上を着服することもありました。 石井容疑者は容疑を認め、これまでの調べに「オンラインカジノで借金があった」「着服した金は借金返済や生活費に使った」などと供述しているということです。 石井容疑者には数百万円の借金があったとみられ、警察で余罪も含め事件のいきさつを調べています。

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