「飲酒とタバコと麻薬に巻き込まれないように学校でも注意された」治安悪化の懸念【駅南界隈】深夜に集まる“理由”と『少年心理』JR新潟駅

■JR新潟駅の周辺“駅南界隈”について 2024年4月に生まれ変わったJR新潟駅では最近、深夜になって南口広場などに集まる若者が増えていて、刑事事件に発展するケースも出ています。 若者が集まるスポットになっている新潟の玄関口。 治安悪化が懸念される新潟駅周辺の“今”を取材しました。 【専門学校生 18歳と19歳】 「駅南界隈。新潟駅の南口が駅南で、そこに集まるから…」 【中学生と高校年】 「TikTok撮ってました。なんか駅南界隈って、ここで撮っている人多い」 【高校生2人】 「ここにしか遊ぶところがないからじゃない?」 「最近は警察いるからあまりたまってないけど…。前は人数ヤバくて、駅南界隈」 若者が口にする『駅南界隈』。 新潟駅南口に集まる若者を指すそうですが、その“エキナン”では最近、治安の悪化が指摘されています。 【高校生】 「怖い人いるなって、思ったりはする」 「同世代。10代とか」 「学校でも注意された。ここにいる人に巻き込まれないように気を付けて」 「飲酒とタバコと麻薬に巻き込まれないようにって」 新潟警察署によりますと、JR新潟駅の南口広場周辺では、未成年によるコンビニなどでの集団万引きや女性を狙った盗撮などが発生。 6月には17歳の男子高校生が面識のない20代の男性の顔面を殴りけがをさせたとして逮捕され、7月2日には警察官の胸を突き飛ばしたとして公務執行妨害の疑いで15歳の男子中学生が現行犯逮捕されました。 他にも、駅周辺にある公園のトイレでは、窓ガラスが割られたり便器が壊されたりする事件が多発しています。 【公園の近隣住民】 「夜中に若い人たちが集まって大きな声を出して…というのは聞きますね」 「結構深い時間まで。この辺住宅街なんですけど、大きい音でスケボーで遊んでる子が通ったり…」 「今まで治安なんて気にしたことなかったけど、私自身もここに住んでいる人にとっても、心配じゃないでしょうかね」 こうした事態に、警察や行政も動き出しています。

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする