「違法な捜査、逮捕を行ったことについて深くおわび」警視庁と検察幹部が亡くなった元顧問・相嶋静夫さんと遺族に直接謝罪 大川原化工機えん罪事件

機械メーカー「大川原化工機」社長らのえん罪事件で、警視庁と検察の幹部が25日、亡くなった元顧問の相嶋静夫さんと遺族に直接、謝罪しました。 25日午前、神奈川県横浜市の霊園を訪れた警視庁の鎌田副総監、最高検の小池公安部長、東京地検の市川次席検事の3人は、亡くなった大川原化工機の元顧問・相嶋静夫さんの墓前で謝罪しました。3人は、その後、相嶋さんの遺族へも謝罪しました。 警視庁 鎌田徹郎副総監 「相嶋静夫さまに対する違法な捜査、逮捕を行ったことにつきまして、深くおわび申し上げます」 東京地検 市川宏次席検事 「違法な勾留請求、公訴提起により重大な人権侵害を生じさせ、また保釈請求に対する不当な対応により、相嶋静夫さまの治療の機会を損失させてしまったことにつき、相嶋さま、ご家族の皆さまに対し心より深くおわび申し上げます。誠に申し訳ございませんでした」 事件を受け、相嶋さんの遺族が謝罪を受け入れたのは初めてです。

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