お笑いタレント・なかやまきんに君が26日、都内で行われた厚生労働省の令和7年度健康増進普及月間記念イベントに出席した。 同省では毎年9月を「健康増進普及月間」とし、生活習慣改善と健康づくりの実践を促すために啓発活動を実施している。きんに君は健康寿命を伸ばそうとする「スマート・ライフ・プロジェクト」のアンバサダーとして、吉田真次・厚生労働大臣政務官から任命証が授与された。 自身の健康対策について「第一に運動を意識しています。17歳から運動を始めて29年ぐらい。日々無理のない範囲で積み重ねることが大切」と強調。朝食は13~14年間、毎日ゆでた鶏胸肉と同じ野菜を食べ続けているという。睡眠も重視しており「時々お笑い芸人がスベって寝られなかった話を聞くけど、私はいつもぐっすり眠っております。スベっても運動してすっきり忘れる」と胸を張った。 「食と運動とお笑いを合わせた企画をしたい」と意気込んだきんに君。肝心の“芸人寿命”について聞かれると「デビューした25年前から『ヤー!』と『パワー!』のみでやっておりまして。新ネタはできていないので、もしかしたら芸人寿命が終わってるかもしれません。薄く薄く延ばしながら、お笑いSDGsということで大切に再利用させていただいております」と笑わせた。12日までに元マネジャーが詐欺容疑で警視庁に逮捕されたことについて言及はなかった。 イベントでは、日本高血圧学会より6年ぶりに改訂された「高血圧治療ガイドライン2025」の国民向け版「高血圧の10のファクト~国民の皆さんへ~」が初公開された。