東京・大田区で会社代表の男性が殺害された事件で逮捕された部下の男について、捜査本部が置かれている大森警察署から中継です。 山中容疑者は、警察署から身柄を移されました。 山中容疑者はダウンを着て、捜査員に連れられ、うつむくことなく前を向いて、カメラの方に目を向ける様子もありました。車に乗ったあとも前を向いて、表情は落ち着いた様子でした。 警視庁によりますと、殺人の疑いで逮捕されたのは、山中正裕容疑者(45)です。 当時の状況について、最新情報が入っています。 山中容疑者は徒歩で自宅を出てマンションに向かい、およそ1時間、河嶋さんを待っていたとみられます。 そして、仕事上の日頃の態度について、河嶋さんに意見するために自宅を訪れ、意見を言うと河嶋さんは激怒して、もみあいになったと話しているということです。 そして、脅すために持っていた果物ナイフのような刃物で、首や太ももを刺したとみられています。 また、この凶器とみられる血の付いた刃物が、大田区内の山中容疑者がかつて住んでいたマンションのゴミ捨て場から見つかったことも新たにわかりました。ゴミ捨て場からは血のついたジャージやスニーカー、帽子やマスクも見つかったということです。 さらに、事件現場は鍵がかかっていましたが、山中容疑者は、部屋を出る際に玄関にあったカギで施錠して、郵便受けからカギを投かんしたとも話しているということです。この理由については、発覚を遅らせるためだったと話しています。 「日頃の態度、社員に対して感謝の気持ちがないことや、言葉遣いの悪さに不満があった」と話しているという山中容疑者。高校の同級生、そして会社の上司と部下という関係だった2人の間に何があったのか、警視庁が当時の状況を詳しく調べています。