フィリピン逃亡し当局拘束の男を鹿児島県警が逮捕 警察官なりすまし姶良市80代女性から現金窃盗疑いで逮捕

鹿児島県警は27日、県内の女性から現金120万円を盗んだ疑いで逮捕状が出され、フィリピンに逃亡していた49歳の男を逮捕しました。 窃盗の疑いで逮捕されたのは、フィリピン当局に拘束されていた重松英史容疑者(49)です。 県警によりますと、重松容疑者は2019年8月、男女5人と共謀し、警察官になりすまして姶良市の当時80代の女性に「キャッシュカードを確認させてほしい」と、うその電話をかけた後、キャッシュカードを盗みとり、現金およそ120万円を引き出した疑いがもたれています。 重松容疑者は盗んだ金の管理や分配を担っていたとみられ、2019年10月からフィリピンに逃亡していました。「覚えていない」と容疑を否認しています。 今年2月に当局に拘束されていましたが、きょう8月27日、現地で県警に引き渡されました。県警が海外に逃亡していた容疑者を逮捕するのは初めてです。

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