髭剃り用の高温蒸しタオルで虐待か…従業員が全治2~3か月のやけどをして、理容室を経営する男が逮捕されました。 傷害の疑いで逮捕されたのは、滋賀県長浜市で理容室を経営する、53歳の男です。 警察によりますと、男は今月1日、店の従業員で理容師の男性(59)の背中に、タオルスチーマーで温めていた髭剃り専用の蒸しタオルを入れ、熱傷度2~3のやけどを負わせた疑いがもたれています。 男性は、首から背中にかけてのやけどで、全治2~3か月の重傷だということです。翌2日に「職場で暴行を受けている」と警察に相談していました。 男は警察の取り調べに対し「間違いありません」と容疑を認めているということです。 被害男性とは、職場で10年以上の付き合いがあるといい、警察は理容室で虐待を繰り返していた可能性も視野に入れ、捜査を進めています。