常習賭博ほう助の疑いで男2人逮捕 オンラインカジノのサイトに誘導 紹介サイトの逮捕は全国初 岐阜県

岐阜県警は、28日海外のオンラインカジノサイトに誘導する紹介サイトを運営していた男2人を逮捕しました。紹介サイトの運営業者が逮捕されるのは全国初のことです。 常習賭博ほう助の疑いで逮捕されたのは、大阪市住之江区に住むウェブ広告業の会社役員40歳の男と兵庫県宝塚市に住むウェブ広告業の会社役員の男33歳です。 警察によりますと、2人は2021年ごろから経営する紹介サイトを通じてオンラインカジノサイトへ誘導し、顧客がカジノサイトに安易にアクセスするようほう助した疑いが持たれています。 摘発のきっかけになったのは、去年6月、オンラインカジノで賭博する様子を動画配信していた自称ユーチューバーの男が常習賭博の疑いで逮捕された事件で、このユーチューバーの男が今回逮捕された運営事業者から報酬を受けていたことが分かり、賭博ほう助の関与が浮上したということです。 2人は、勧誘した顧客がオンラインカジノサイトで賭博をすることで、カジノサイトの運営元から約2億円の報酬を得ていました。 紹介サイトには、約670のアカウントが登録されていて、これらの登録者の中から28日までに十数人が賭博罪で書類送検されています。 警察は、2人の認否を明らかにしていませんが、犯罪の収益がどこに流れていたのか詳しく調べています。

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