韓国前首相を在宅起訴、内乱首謀幇助罪で 前大統領夫人も起訴

韓国で昨年12月に尹錫悦(ユン・ソンニョル)前大統領が宣布した「非常戒厳」について捜査している特別検察官は29日、内乱首謀幇助(ほうじょ)などの罪で、韓悳洙(ハン・ドクス)前首相を在宅起訴した。韓氏は尹氏の弾劾罷免後に大統領の職務代行を務め、今年の大統領選で出馬を表明したが、保守系の候補争いで敗れた。 特別検察官は、戒厳宣布直前に招集された閣議に出席した韓氏が、戒厳宣布を止められる立場にあったとみている。ただ、ソウル中央地裁は27日、韓氏の逮捕状請求を棄却。「事実関係や一連の行為に対する法的評価に争いがある」として、身柄拘束を認めなかった。 また、別の特別検察官は29日、斡旋(あっせん)収賄罪や、株価操作に関与した資本市場法違反などの罪で、尹氏の妻、金建希(キム・ゴンヒ)氏を起訴した。 金氏は起訴後、弁護団を通じて声明を発表し、「与えられた道から目をそらさず、黙々と裁判に臨む」と表明した。声明で金氏は、「国民に心配をかけて本当に申し訳なく、毎日が苦しい」と述べた一方、数々の疑惑について「まるで事実のように毎日新しい記事があふれている」と不満をにじませた。(石川有紀)

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