女子中学生がはねられて重体となった事故受けて現場の緊急取締りを実施 山形県酒田市

山形県酒田市で8月28日、横断歩道を渡っていた女子中学生が車にはねられ意識不明の重体になっている事故を受けて、警察は9月1日、事故現場で緊急取り締まりを行いました。 この事故は、8月28日、酒田市亀ヶ崎3丁目の十字路交差点で近くの中学校に通う3年の女子生徒が横断歩道を渡っていたところ、手前で停止した乗用車を追い越して交差点に進入した軽乗用車にはねられ、頭などを打って意識不明の重体になっているものです。 警察は、軽乗用車を運転していた酒田市内の医療法人職員の62歳の男を過失運転致傷の疑いで現行犯逮捕した後、容疑を危険運転致傷に切り替えて送検し、調べを進めています。 この事故を受けて、警察は9月1日、生徒の下校時間にあわせて、事故現場で歩行者妨害の緊急取り締まりを行いました。 現場の交差点周辺では、5人の警察官が通行する車の動きに目を光らせました。 酒田警察署交通課渡辺剛志課長「いくら信号機や横断歩道があってもドライバーが(ルールを)守った運転をしないと事故は防げないです。ドライバーの皆さんにはぜひ横断歩道に人がいればしっかり止まると基本的なルールを守った運転をお願いします」 酒田警察署管内では、ことし1月から8月末までに車と歩行者の事故が合わせて16件発生しています。このうち道路を横断中に車にはねられた事故は8件で、去年の同じ時期より2件多くなっています。

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