播磨地域の空き家に侵入し盗みを繰り返したとして、兵庫県警捜査3課と加古川署などは2日までに、窃盗などの疑いで、いずれもベトナム国籍で兵庫県加古川市の無職の24歳と25歳の男2人を逮捕した。県警は昨年11月~今年2月、起訴済みの3件を含む21件155万円相当の被害を確認したという。 起訴状によると、2人は共謀して1月28日夜、同県播磨町内の空き家の掃き出し窓を割って侵入し、指輪1個を盗むなどしたとされる。県警の調べに対し容疑を認め、「楽して金もうけがしたかった」との趣旨の供述をしたという。 県警捜査3課によると、2人は民家のポストにたまった郵便物で住人の不在を確かめ、空き家への侵入を繰り返していたとみられる。盗んだ貴金属は換金しており、「生活費や遊興費に充てた」との説明をしているという。