弁護士の八代英輝氏が4日、TBS系「ひるおび!」で、麻薬取締法違反の容疑で逮捕された俳優の清水尋也容疑者が、調べに対し入手ルートは「言えない」としていることに「真に反省したと裁判でとらえられるのは難しい」との見解を示した。 この日は清水容疑者の逮捕を受け、若者に広がる薬物問題を取り上げた。番組では清水容疑者は取り調べで「事実」と容疑を認めているが、大麻の入手ルートについては「どこで買ったかは言えない」と話していると報じた。 入手ルートが言えない理由について、ジャーナリストの石原行雄氏は「すごく近しいところからの入手でかばっている」「もしくは、不起訴になった後、刑務所から出て来た後、すぐ入手できるよう、入手ルートをキープしておきたい」という理由が考えられると指摘。 これに八代弁護士は「例えば、大事な交友関係のある人物だとしても、薬物に引き込んでいく、そういった意味では、入手先が言えないというのは真に反省したと裁判でとらえられるのは難しい」と話していた。