大阪府岸和田市前市長の永野耕平容疑者(47)が4日、官製談合防止法違反などの疑いで大阪地検特捜部に逮捕されたとの報道を受け、政治団体・NHKから国民を守る党の立花孝志党首(58)が同日、YouTubeを更新。「私自身、昨年末から永野耕平さんと親交をしておりまして、ちょっと驚き以外の何物でもないです」「こればかりは、僕も本当にびっくりしている」と述べた。 立花氏は、永野容疑者の妻での岸和田市議の紗代氏(39)と連絡が取れていないとした上で「いずれにしても当然、友だちでもありますから、犯罪をしても本人が悔い改めている場合だったらちゃんと応援していきますし、無罪を主張するんだったら無罪になるよう応援していく」と支援する用意があることを明らかにした。 岸和田市が2021年に執行が予定されていた工事の入札をめぐり、永野容疑者は業者に最低制限価格を漏らした疑いがもたれている。「いわゆる贈収賄。すごくよくある話で、市長側は時効が5年。業者側は時効が3年なので、業者側はしゃべっても捕まらない。このパターンで捕まるということはけっこう、実は多い」と推察した。 立花氏は「大阪地検特捜部が動いているので、かなりの自信をもって捜査してると思いますので、ここは見守っていきたい」とした。 岸和田市長だった永野容疑者は性的関係をめぐって、不倫関係にあった府内の女性から提訴され、24年11月に解決金500万円を支払い和解した。岸和田市議会は同年12月、不信任決議案を可決したが、永野容疑者は議会を解散。市議選を経て、市議会は2度目の不信任決議を可決した。同容疑者は25年2月17日に岸和田市長を自動失職。4月6日投開票の出直し選で敗れた。 いったんは4月の出直し市長選での“2馬力”も宣言していた立花氏は「立候補せず前市長の永野耕平候補を全力で応援する事にしました」としていた。 (よろず~ニュース編集部)