難民認定申請者の男、性的暴行などで有罪 英

【AFP=時事】英裁判所は4日、10代の少女と女性に対する性的暴行の罪などで、エチオピア出身の難民認定申請者の男に有罪を言い渡した。この事件をきっかけに、英国各地では移民を収容するホテル前での抗議デモが数週間に渡って続いた。 ハダシュ・ケバトゥ被告(38歳とみられている)は、ロンドン北東部エッピングで7月8日に逮捕された。被害者の10代の少女2人は被告が脚に触ろうとしたと訴え、さらに14歳の少女は被告がキスをしようとしたとも証言した。 ケバトゥ被告は3日間の公判を経て、性的暴行罪2件、性的暴行未遂罪1件、少女に性行為をするよう扇動した罪1件、暴力を伴わない嫌がらせ1件で有罪となった。 ケバトゥ被告は約130人の難民が滞在していたエッピングのベルホテルに宿泊していたが、逮捕後にこのホテルは繰り返し抗議の標的となり、他の難民が滞在する町にもデモが急速に広がった。 量刑は23日に言い渡される。【翻訳編集】 AFPBB News

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