高知県内の女性にFXや不動産など複数の投資話を持ち掛けて現金約353万円を騙し取ったとして、県警は9月4日に長野県に住む20代の男を詐欺の疑いで逮捕しました。 詐欺の疑いで逮捕されたのは長野県上田市の無職 新留一真容疑者(25)です。 警察によりますと、新留容疑者はおととし6月から去年5月までの間、SNSで知り合った高知市内に住む30代の女性に対し、FXや仮想通貨・不動産など複数の投資話を持ち掛け、17回に渡って現金約353万円を振り込ませ、騙し取った疑いが持たれています。 新留容疑者から利益が出ていると聞いた女性がお金を引き出そうとしたところ、連絡が途絶えたため警察へ被害届を提出。捜査の結果、新留容疑者の犯行が明らかとなりました。 新留容疑者は調べに対し「お金を受け取ったことは事実だが騙し取ったわけではない」と容疑を否認しています。新留容疑者は振込先として自分名義の口座を使用していたことなどから、警察は単独犯とみて余罪などを調べています。