新潟県十日町市の国道で、信号待ちをしていた軽乗用車に衝突し、運転していた50代女性にけがをさせたものの、そのまま逃げたなどとして、29歳の男がひき逃げなどの容疑で逮捕されました。また犯人隠避の疑いで、交際している29歳の女も逮捕されました。 無免許過失運転傷害と道路交通法違反（救護義務違反・事故不申告）の疑いで逮捕されたのは、長岡市川崎に住むサービス業の男（29）です。 警察によりますと、男は今年8月12日午後6時40分ごろ、十日町市下条の国道117号で、無免許で軽乗用車を運転し、信号待ちをしていた軽乗用車に追突。運転していた50代の女性に首の捻挫や腰の打撲などのけがをさせたものの、そのまま逃げた疑いが持たれています。 事故後男は一度車を降りて女性の所に来たものの、その後車に乗って逃走。運転していた女性から「追突されて首が痛い。男が逃げた」などと警察に通報があり、女性が目撃した車の特徴やナンバーから、男を特定したということです。 その後、警察が話を聞くために男の自宅を訪れると、男は「私じゃなく、女性が運転していた」などと話し、男と交際中の飲食店従業員の女（29）も「運転していた」という趣旨の話をしていたということですが、警察の捜査で虚偽だと判明。警察は女を犯人隠避の疑いで逮捕したということです。 警察は2人の認否について、捜査に支障がありコメントできないとしていて、当時の状況などを詳しく知らべています。