先月、南城市の住宅で父親を金属バッドで殴るなどし殺害しようとしたとして、54歳の息子が、きょう那覇地検に起訴されました。 殺人未遂の罪で起訴されたのは、南城市の建設業、安次富忠洋被告(54)です。 起訴状などによりますと、安次富被告は8月18日、南城市内の父親の家で、父親(当時75歳)の顔や胸などを金属バッドで複数回殴り、多発顔面骨骨折や外傷性くも膜下出血などの重傷を負わせたとされています。 警察は当初、傷害の疑いで男を緊急逮捕していましたが、父親のけがの箇所などから殺意があったと判断し容疑を殺人未遂に切り替えて8月20日に送検、那覇地検が9月9日付で起訴しました。 地検は、安次富被告の認否を明らかにしていません。