小学生を車ではねて意識不明に…3日後に高校生をひき逃げ…さらに無免許運転 約3か月で3回逮捕の男を起訴 取材に対し「ATMでお金をおろしたかった…庭先に車があったもんですから、ついつい乗ってしまった」

今年3月、小学生を車ではねる事故を起こし、その3日後に高校生のひき逃げ事故、さらに6月には無免許運転をしたとして、短期間に3度逮捕された男について鳥取地検が過失運転傷害の疑いなどで起訴しました。 3度目の逮捕の後、被告の男は取材に対し「ついつい乗ってしまった」と話していました。 過失運転傷害やひき逃げ、無免許運転などの罪で起訴されたのは、鳥取県伯耆町の無職の男(74)です。 男は、3か月の間で3回逮捕されていました。 1度目の逮捕は… 記者 「容疑者が運転する車はあちらから走ってきて、横断歩道を渡っていた男子児童をはねたということです」 起訴状などによりますと、今年3月31日、男は乗用車を運転中、鳥取市内の県道交差点で安全確認を怠り、横断歩道を渡っていた男子小学生をはねる事故を起こし、過失運転傷害の疑いで現行犯逮捕されました。 小学生はおよそ2か月にわたり意識不明の重体となっていました。 そして… 記者 「児童を跳ねた事故から3日後、男はこの辺りで男子高校生と車で事故を起こし、現場から逃走したということです」 今度は島根県安来市の市道で自転車に乗った男子高校生に衝突する事故を起こしたにもかかわらず、救護や通報をせず逃走。 後日、ひき逃げなどの疑いで逮捕されました。 この時、車は車検切れで無保険状態だったということです。 さらに、免許取り消し処分を受け無免許だったにもかかわらず、5月に鳥取県伯耆町内で軽トラックを運転したとして、6月、無免許運転の疑いで逮捕されました。 BSS山陰放送は7月、起訴される前の本人に話を聞きました。 男は 「反省しています、すごく。ここはもうこういう何もない所ですから、もう車がないと動きがつかないような状態が多々あったもんで。事故せんかったら大丈夫かなっていう安易な感じで乗ったのが悪かったですね。」 「反省している」とした上で、次のように話しました。 Q短期間の間に3回逮捕だが 「1回、2回全然反省してないじゃないかと言われてもね。その通りなんですが、ちょっとした買い物が欲しかったもんで。だからATMでお金を下のローソンでおろしたかったというところだけで、庭先に車があったもんですから、乗っちゃいけんことは分かりながら、ついつい乗ってしまったというところで、事件になりました。」

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