韓国 きょうのニュース(9月24日)

◇李大統領 国連安保理で公開討論を初主宰へ 韓国の李在明(イ・ジェミョン)大統領は24日(現地時間)、韓国大統領として初めて国連安全保障理事会の公開討論を主宰する。韓国は9月の安保理議長国を務めている。公開討論には安保理理事国15カ国を含め約80カ国が参加すると予想される。李大統領は人工知能(AI)と国際平和・安保をテーマにAIの責任ある利用を促すメッセージを出す予定だ。 ◇尹前大統領妻 初公判で起訴内容を全面否認 ソウル中央地裁は尹錫悦(ユン・ソクヨル)前大統領の妻、金建希(キム・ゴンヒ)氏の初公判を開いた。韓国大統領経験者の配偶者が被告人として出廷したのは初めて。公判は40分で終了し、金被告は起訴内容を全面的に否認した。 ◇逮捕された尹前大統領の側近議員 特別検察官事務所で取り調べ 尹前大統領の側近の一人で最大野党「国民の力」の重鎮、権性東(クォン・ソンドン)国会議員が尹氏の妻の金建希氏を巡る複数の不正疑惑を捜査する特別検察官チームの事務所に出頭した。権氏は世界平和統一家庭連合(旧統一教会)から違法な政治資金1億ウォン(約1060万円)を受け取った容疑などで16日に逮捕されており、収容先の拘置所から護送車に乗せられ出頭した。逮捕後の取り調べは18日に続き2回目。 ◇金大中元大統領次男・弘業氏が死去 父の政治活動支える 金大中(キム・デジュン)元大統領の次男で金大中平和センター理事長の金弘業(キム・ホンオプ)氏が24日、死去した。75歳だった。金大中平和センターの関係者は聯合ニュースの取材に対し、弘業氏は持病が悪化して亡くなったと明らかにした。1950年に南西部・木浦で生まれた弘業氏は、金大中氏の政治的パートナーとして97年の大統領選で父の当選に貢献。国会議員も務めた。金大中氏の死去後は「財団法人金大中記念事業会」(現・金大中財団)を設立するなど、父の遺志を守ることに集中した。 ◇出生数が13か月連続増 婚姻件数は9年ぶり高水準 統計庁が発表した「人口動向」によると、7月の出生数は前年同月比1223人(5.9%)増の2万1803人で、昨年7月から13か月連続で増加した。婚姻件数の増加や政府の出産支援政策などが後押ししたとみられる。7月の婚姻件数は前年の同じ月より1583件(8.4%)増加した2万394件だった。7月としては2016年(2万1154件)以来の高水準。婚姻件数は昨年4月から16か月連続で増えている。

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