県警察学校の卒業式が26日行われ、新人警察官たちが決意を新たにしました。 ことし4月から半年間、警察官として必要な法律や逮捕術などを学んできた短期課程の初任科生たち。26日は、22歳から29歳までの初任科生27人に県警察学校の南部一成校長から卒業証書が手渡されました。 大船渡市末崎町出身の倉本麻衣さん。県外の大学に通っていた時、窃盗目的の男が自宅に侵入しました。幸い被害はありませんでしたが、その際、女性警察官が優しく寄り添ってくれた経験からこの道を志しました。 奥州警察署配属 副総代・倉本麻衣巡査(24) 「私も同じように被害にあう人を減らしたいという想いと、被害者の気持ちを少しでも分かってあげられると思うので、 寄り添える警察官になれると思ったので目指しました。」 27人は県内13の警察署に配属され、10月1日から第一線で職務にあたります。