航空自衛隊浜松基地の自衛官の男が、覚醒剤を使用したとして逮捕されました。隊員への抜き打ち尿検査で発覚したということです。 覚醒剤取締法違反の疑いで緊急逮捕されたのは、航空自衛隊中部航空音楽隊所属の自衛官の男(34)です。浜松基地によりますと、1日隊員に対し抜き打ちの尿検査をしたところ、男から覚醒剤の陽性反応が出たということです。 浜松基地から「薬物使用の疑いがある隊員がいる」と相談を受けた警察が男を捜査し、逮捕に至りました。男は警察の調べに対し容疑を認めています。 浜松基地司令の鈴木大空将補は「現在事実確認中であり、警察の捜査に全面的に協力してまいります」とコメントしています。 警察は今後、覚醒剤の入手経路などを慎重に調べる方針です。