下松の闇バイト強盗致傷関与の男 初公判で「強盗の認識ない」と否認

SNSで募集された闇バイトの少年らが去年、下松市の会社に侵入し男性に大けがを負わせ、現金500万円あまりを奪った事件について。 強盗致傷の罪で起訴されている男は初公判で起訴内容を否認しました。 起訴されているのは広島市のとび職の男(22)です。 起訴内容などによると被告は去年3月、当時17歳の少年ら3人と共謀し下松市の会社事務所に侵入し、60代の男性をバールで殴り大けがを負わせ、現金およそ544万円などを奪ったとされています。 2日の初公判で被告は「強盗をすることは当時は知らなかった」などと起訴内容を否認しました。 冒頭陳述で検察は「被告も実行役らに財布を奪うよう指示した」などと指摘しました。 一方、弁護側は「被告は事前に強盗をするとは知らず被害品の回収・運搬にとどまっていて強盗致傷は成立しない」などと主張しました。 この事件では「闇バイト」などで集まった「実行役」の少年や「上位指示役」の男など計5人が逮捕・起訴されるなどしています。

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