きょう未明、松山市の市道で30代の男性と接触し、けがをさせたにもかかわらずその場から逃げたとして、警察は市内に住む50代の男を逮捕しました。 ひき逃げの疑いで逮捕されたのは、松山市別府町の会社員・柳生真弥容疑者(58)です。 警察によりますと、柳生容疑者はきょう午前1時20分頃、松山市立花1丁目の市道を普通乗用車で走行中、前を歩いていた30代の男性と接触したにもかかわらず、現場から立ち去った疑いが持たれています。 男性は、頭などを強く打ち、意識不明の重体です。 警察は、現場から数100メートル南でフロントガラスが割れた状態で停止していた普通乗用車を発見し、運転していた柳生容疑者から話を聞いていました。 調べに対し、柳生容疑者は「人とぶつかる事故と思っていなかった」と、容疑を一部否認しているということです。 また、柳生容疑者からは基準値を超えるアルコールが検出されていて、警察は引き続き、事故の詳しい原因を調べています。