女子大学生のハーフパンツに自身の体液をかけたとして、警視庁保安課は器物損壊の疑いで、東京都小平市の津田塾大元職員、田辺佑介容疑者(43)=江東区住吉=を逮捕した。「女性の衣類に興奮する性癖があり、欲望が抑えられなかった」と容疑を認めている。 保安課によると、田辺容疑者は平成21年ごろから同大で勤務。在職時に、無施錠のロッカーから学生の衣類を取り出し、下半身を露出して体液をかけている画像をインターネット掲示板に投稿していたとみられる。昨年春ごろから、同様の行為を複数回行っていたと話しているといい、関与を調べる。 逮捕容疑は昨年11月~今年7月ごろ、大学構内のロッカーから20代女子学生のハーフパンツを抜き取り、体液をかけて汚したとしている。 津田塾大は、「大変重く受け止めている。法令順守や教職員倫理について取り組みをさらに強化し、安全な修学環境を確保していく」としている。