静岡県藤枝市の自営業の女性が、情報通信局を名乗る男らに現金350万円をだまし取られました。 被害に遭ったのは、藤枝市に住む自営業の40代の女性です。警察によりますと10月上旬、女性の携帯電話に「あなたの名義で携帯電話が契約されている」「犯罪に使われているのでは」などと、情報通信局を名乗る男から電話がありました。その後、電話は警察官や検事をかたる者につながり「詐欺グループに口座を渡している罪で逮捕状が出ている」などと言われた女性は、資金調査や疑いを晴らすための保釈金という名目で、5回に渡り現金350万円をだまし取られたということです。 金額を不審に思った女性が情報通信局に確認の電話をしたところ「あなたの口座で携帯電話は契約されていない」「詐欺ではないか」と言われ、警察に相談をしたことで事件が発覚しました。 警察は「警察官を名乗る者から連絡があった場合は、警察官の所属や名前を確認したうえ、一旦電話を切り、警察相談電話、ご自身で調べた警察署等の電話番号等に相談してください」と注意を呼びかけています。