自転車に乗った女性を、すれ違いざまに殴ってけがをさせたとして、会社員の男が10日、出雲警察署に逮捕されました。 傷害の容疑で逮捕されたのは、島根県出雲市の会社員の男(54)です。 出雲警察署によりますと、男は10月9日午後5時43分頃、出雲市の歩道で、友人と自転車に乗っていた市内の10代の女性の顔を、すれ違いざまに左手で殴り、女性の顔やひざなどに全治約1週間のけがを負わせた疑いが持たれています。 男は殴った後、女性に対して「何でどけないの。どけよ」と言って逃げて行ったということです。 女性と友人は通行人に助けを求め、通行人が警察に110番通報しました。 駆け付けた警察官が防犯カメラなどを捜査し、男の犯行と特定できたとして10日逮捕しました。 調べに対し男は「自転車を避けるために手が出て当たってしまっただけ」と容疑を否認しているということです。 警察は、事件の経緯や動機などについて、詳しい調べを進めています。