住宅リフォームの工事代金の名目で、青森市の男性から現金130万円をだまし取った疑いで、東京都の男が逮捕されました。 逮捕されたのは、東京都あきる野市二宮の会社員 倉内鴻容疑者29歳です。 倉内容疑者は去年10月、当時代表取締役を務めていた会社で、外壁塗装などの住宅リフォーム工事代金の名目で現金をだまし取ろうと考え、青森市の52歳の会社員男性に対し、「130万円の予算で外壁4面全てを綺麗にできる上に屋根まで塗装できます」「11月に入ると、塗料も外壁材も全部値上がりしてしまいます。」「ですから、早めに代金を前払いで頂きたいです。」などとうそを言い、現金130万円をだまし取った疑いが持たれています。 事件は去年11月、男性が警察に告訴状を提出し、発覚しました。 警察によりますと、男性はリフォーム業者を探すサイトに登録したところ、倉内容疑者から連絡があり、工事を依頼しましたが着手されなかったということです。 調べに対し、倉内容疑者は「だまそうとしたわけではない」と容疑を否認しているということです。 警察では、県内で同様の被害相談を複数受理しているということで、関連を調べています。 警察が余罪や金の使い道などを調べています。